日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第6節A卓が7月16日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、ベテラン伊藤優孝が卓内トップを取り、トータル順位でも暫定8位に浮上した。
リーグ上位3人と、前節まで最下位と不振だった伊藤という顔合わせになったが、この日の主役は伊藤。2回戦に1人浮きのトップを取ると、4回戦でもトップ。ベテランの強さと意地を見せ、最下位脱出に成功した。「最下位脱出できたのはホッとしている。次の対局まで1カ月ほど空くのでしっかりと調子を整えて上を狙いたい」と、反撃態勢を整えていた。
【試合結果】
1位 伊藤優孝 +25.0
2位 HIRO柴田 +12.1
3位 藤崎智 ▲18.1
4位 吉田直 ▲19.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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