日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節A卓が7月18日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、石田亜沙己が+63.1の好成績で卓内トップを取り、プレーオフ圏内に食い込んだ。
第3節まで圧倒的な強さを誇っていた清水香織と同卓する中、石田は積極的な攻めが実り、半荘4回戦中トップ3回。前節のマイナスを取り返す快勝で、リーグ順位も暫定6位まで上がった。「今日プラスできれば決定戦、マイナスすれば残留争いと考えていました。幸いにも大きくプラスできたので決定戦だけを目標に頑張ります」と、さらに上を目指していた。
【試合結果】
1位 石田亜沙己 +63.1
2位 中野妙子 +9.0
3位 和泉由希子 +6.0
4位 清水香織 ▲78.1
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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