日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第6節B卓が7月23日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、和久津晶が+50.9の快勝を収めた。
4人ともRTDリーグでも活躍する顔触れとなったB卓は、暫定5位だった内川がことごとくアタリ牌をつかまされて失速する中、勝負どころの攻めがハマッた和久津が、勝又とともに浮上。和久津は暫定4位まで浮上し、上位3人までの決定戦進出争いに加わった。対局後には「決定戦が見えるポジションまで来られたので、上だけを見て自分らしく打ち抜きます」と攻めの姿勢を崩さなかった。
【試合結果】
1位 和久津晶 +50.9
2位 勝又健志 +43.8
3位 瀬戸熊直樹 ▲14.0
4位 内川幸太郎 ▲81.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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