史上初のグランプリファイナル4連覇、全日本選手権4連覇、オリンピックで2大会連続の金メダル。世界のフィギュアスケート界に君臨する羽生結弦を見るたびに、こんな言葉が思い起こされる。
 謙虚な王者こそが最強――。
 ただでさえ圧倒的な強さなのに、慢心することなくさらに鍛錬を重ね、追われる者として後ろを見るのではなく、自身の向上だけを愚直に考えていたら、もはやその座を脅かす敵などいないだろう。
 それは、日本最高峰のフットサルリーグで無類の強さを誇る名古屋オーシャンズにも当てはまる。