日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節B卓が7月25日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、中山奈々美が同リーグでうれしい自身初の卓内トップを取った。
中山は、実力者がそろう相手に対して、持ち前の門前高打点の麻雀で勝負。これがうまくハマり、最終4回戦こそラス引いたものの、1回戦から3連勝とポイントを稼いだ。「Aリーグで初めて卓内トップが取れてうれしいです。(リーグ順位は)上も下も見える位置ですが、まずはプレーオフを目標にしっかりと戦います」と、意気込んでいた。
【試合結果】
1位 中山奈々美 +27.6
2位 魚谷侑未 +8.9
3位 童瞳 +1.9
4位 武石絵里 ▲38.4
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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