8月5日開催の『PANCRASE298』スタジオコースト大会でヴィヴィアニ・アロージョと対戦する藤野恵実。試合の様子は<AbemaTV>で生中継される。
ミット打ちの指導をするのは、藤野のトレーナーであり夫でもある元総合格闘家の津田勝憲。「そっちのガードじゃねえ、左のガード上げろ」「足揃えるな」と、一切の妥協を許さずに檄を飛ばす。
津田の存在について聞かれた藤野は、結果を見せなければいけない相手だとして「納得する試合を絶対してやる」と胸に誓う。さらに「夫婦としてよりも、もう完全に選手とトレーナーとしての時間しかほぼない」と特別な関係を明かしていた。
一方で津田は王座戦への戦略について「普段通り、ただ5分5ラウンドに備えるくらい」と淡々と語りながら「やれることは限られている。あとはどういう色付け、アレンジするかは彼女次第なので。僕は基本的なことを言ってあっているかどうかの確認をするだけ」とあくまで藤野のサポートに徹する姿勢を見せる。
ヴィヴィアニと三浦彩佳の試合を動画でチェックした藤野は「打撃は意外と穴が多い」としながらも「寝たら超強い」と警戒する。「誰もがひっかかる“三浦の袈裟固め”、全くひっかからないですよね」と、三浦の得意技を封殺してポジションを取り続ける技術を評価。
「寝てからの方があの選手(ヴィヴィアニは)嫌だから、スタンドでやるべきだと思ってる」と三浦を“顔面破壊”した強敵に、立ち技での真っ向勝負を宣言した。