日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節C卓が8月1日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、内田美乃里が+40.8で卓内トップを取り、暫定首位ながら2位以下を大きく引き離した。
前節も+79.0と快勝していた内田はこの日も好調。1回戦で1人浮きのトップを取ると、残りを3戦連続2着と安定感抜群。暫定首位をキープするとともに、2位の魚谷侑未に58.9ポイント差と、さらにリードを広げた。それでも対局後は「ある程度のリードはありますが、あまりポイントを意識せずに普段どおり次節も頑張ります」と浮かれた様子は見せなかった。
【試合結果】
1位 内田美乃里 +40.8
2位 吾妻さおり +35.1
3位 二階堂瑠美 ▲32.8
4位 美波智子 ▲43.1
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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