若手の活躍が目立ち、中堅棋士が苦戦している超早指し棋戦に、タイトル7期の実力者が登場する。8大タイトルの1つ、王将を保持し、竜王戦1組、順位戦A級とトップクラスで戦い続ける久保利明王将(42)だ。羽生善治竜王(47)の着想から生まれた持ち時間各5分、1手指すごとに5秒加算される超早指し棋戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」には、シード棋士として登場。「『心技体』というのはいつも意識しています」というベテランが、盤上でスリリングな将棋を見せる。