日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第5節D卓が8月14日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、二階堂亜樹が+64.0の快勝で卓内トップを取った。
第1節に100ポイント近いマイナスからスタートした二階堂だったが、節を重ねるごとに調子を上げると第3、4節とプラスに。今節も1回戦からトップでスタートダッシュを決めると、3回戦でもトップ。魚谷侑未、黒沢咲とともに、初代Mリーガーとなる予定の女流プロ3人が同卓する状況の中で、存分に力を発揮した。
これで3節連続のプラスポイントとなり、マイナスポイントは完済。第5節終了時点でリーグ7位まで浮上し「これで私にとって、ようやくスタートラインに立ちました」と、残り6節で上位2人までの昇級を目指していた。
【試合結果】
1位 二階堂亜樹+64.0
2位 客野直+30.4
3位 魚谷侑未▲44.2
4位 黒沢咲▲50.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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