日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節E卓が8月15日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、菅原千瑛が+36.6で卓内トップを取り、B級への降級ゾーン脱出に一歩前進した。
対局前日までリーグ20人中19位と苦戦していた菅原は、1回戦でトップを取ると、その後も安定した成績でポイントをまとめ卓内トップに。リーグ中を暫定16位にまで上げた。「何とかプラスすることができました。また来週対局なので、降級ポジションを抜け出せるように頑張ります」と、マイナスポイントを着実に返済しての残留を目指していた。
【試合結果】
1位 菅原千瑛 +36.6
2位 稲岡ミカ +19.2
3位 斉藤理絵 +17.5
4位 安田麻里菜 ▲73.3
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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