今季、湘南ベルマーレから立川・府中アスレティックFCに加入した上村充哉。全日本選手権で涙の別れを告げた古巣との初対戦を終えて、どのような感情があったのか――。
 「特に意識はしていませんでした」
 立川・府中アスレティックFCに今季から加入した上村充哉は、古巣である湘南ベルマーレとの初対戦を振り返ってクールに語った。
 今年3月11日に東京の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた全日本フットサル選手権の3位決定戦で、湘南はバルドラール浦安に勝利して3位で大会を終えた。試合前に退団を発表していた上村の姿はピッチになかったが試合後、他の選手とともにサポーターに挨拶に出てきた。