最高位戦日本プロ麻雀協会によるタイトル戦「飯田正人杯・最高位戦Classic」の決勝1日目が8月18日に行われ、準決勝を3位で通過した長谷川来輝(最高位戦)が+40.9で首位に立ち、8月26日に行われる2日目(最終日)を迎えることになった。
決勝1日目は5人が各自半荘4回戦を戦い、最下位の1人が脱落するというルールだったが、長谷川は自身の1回戦を3着でスタートすると、自身2回戦でトップ。さらに自身3回戦では6万7900点の大トップを取った。最終の自身4回戦ではラスを引きポイントを減らしたものの、2回のトップで稼いだプラスポイントもあり、現最高位の村上淳(最高位戦)の追い上げをかわし、初日を首位で終えた。それでも対局後は「結果はともかく、5人の中で内容は一番悪かったと思います。反省点を見直して、このまま逃げ切れるように頑張ります」と気を引き締めていた。
【1日目終了時点の結果】
1位 長谷川来輝(最高位戦)+40.9
2位 村上淳(最高位戦)+29.3
3位 愛内よしえ(協会)+17.1
4位 新津潔(最高位戦)▲34.5
5位 伊藤聖一(最高位戦)▲55.8 ※敗退決定
◆飯田正人杯・最高位戦Classic 一発・裏ドラなしで行われるオープンタイトル戦。200人超のプロが1~5組に分かれてリーグ戦を行い、成績上位者が本戦へと進む。シードを含めた80人で本戦を行い、上位5人が決勝に進出する。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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