映画『多十郎殉愛記』の製作発表会見が21日、都内で行われ、俳優の高良健吾(30)、木村了(29)、女優の多部未華子(29)、中島貞夫監督(84)が出席した。
同映画は、日本映画界の巨匠・中島監督の20年ぶりの長編時代劇作品となる。幕末の京都を舞台に、高良演じる長州脱藩の志士・清川多十郎の戦いと恋を描いており、高良は「一太刀一太刀の重みだったり、なぜ今刀を抜いたのか、なぜ今斬ったのかなぜ斬らなかったのか、そういう一つひとつを現場みんなでこだわり抜いてつくった時代劇です」とコメント。
今回の役を演じるために殺陣(たて)を特訓したという高良。撮影現場で学んだこととして、「殺陣というのは思いやりと信頼がないとできない。相手にケガをさせてはダメ、それと(自分が)ケガをしてもダメ。それってやっぱり思いやりや信頼につながることだと思うんです」と語った。
また、多十郎に思いを寄せるおとよ役を演じた多部は、撮影中に好きになった人物がいることを告白。「監督のために頑張る、監督が大好きだからその現場にいるみたいな。『これは一種の恋だよね』と高良くんとよく話していました。これは恋だと思います」と話すと、高良は「恋ですね。『(監督に)高良ちゃん』と言われるとキュンとします。女性にも言われないので」と明かした。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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