将棋の王位戦七番勝負第4局が8月23日、福岡県福岡市の「ホテル日航福岡」で再開した。第3局を終えて菅井竜也王位(26)が挑戦者の豊島将之棋聖(28)を2勝1敗とリード。この対局に勝利すれば、初防衛に王手をかけることになる。対局は後手の菅井王位が封じていた68手目から再開した。
 今回の王位戦七番勝負は、第3局まで菅井、豊島、菅井と全て先手番が勝利。第4局は豊島棋聖の先手番。菅井王位は今年度12局指して7勝5敗、一方の豊島棋聖は全棋士トップの29局を指し、勝利数でも1位となる19勝を挙げている。菅井王位が連勝で3勝目を挙げ防衛に王手をかけるか、豊島棋聖が粘り2勝2敗のタイに持ち込むか。持ち時間は各8時間の2日制。AbemaTVでは、この対局を終了まで生中継する。