将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が8月28日、順位戦C級1組4回戦で、青野照市九段(65)に112手で勝利し、初参加の同組で無傷の4連勝を飾った。
 前期は全勝でC級2組の「1期抜け」を達成した藤井七段は、今期からC級1組に参戦。同組は39人が参加、各棋士が10局行い、上位2人がB級2組へと昇級する。勝敗数が同じ場合は、前期の成績などをもとにした順位が上の棋士が優先される。藤井七段は39人中31位のため、昇級には全勝かそれに匹敵する成績が必要になる。なお全勝の棋士が3人以上出た場合、全員が昇級する。