日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第6節B卓が8月28日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、山田浩之が半荘4回すべてでトップを取る快進撃で、ポイントでも+119.3をマーク、一気にリーグ暫定首位に躍り出た。

前日まで上位2人の昇級ラインまでやや距離がある暫定6位だった山田は1、2回戦でトップを取ると、3回戦でもオーラス逆転でトップ。さらに4回戦でもとどめのトップと破竹の4連勝を飾り、リーグ順位では一気に5ランクアップして暫定首位に立った。「とにかく今日はたくさん勝ってトータルトップになったが、このポイントで昇級するとは思っていないので、次節以降も頑張ります」と、圧勝劇にも油断していなかった。
【試合結果】
1位 山田浩之 +119.3
2位 魚谷侑未 ▲18.7
3位 西川淳 ▲21.5
4位 客野直 ▲79.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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