RTDリーグ2018準決勝1日目が9月1日に行われ、予選ポイントで2位につけていた鈴木たろう(協会)が、半荘2回で+84.4をプラスする好成績を残し、ポイントランキング首位に躍り出た。
この日、鈴木は準決勝の2回戦、3回戦に登場。2回戦では2着を確保しプラスポイントを重ねると、続く3回戦では「(準決勝では)なるべく早めにトップを取りたい」と話していたとおり、東1局の親番で満貫をアガって波に乗ると、東2局でも発・中・ホンイツで8000点を加点。南1局親番でもリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ドラ2で1万8000点を決め、5万点台のトップを奪取した。「ポイントが伸びたんで、あと1回どこかでトップを取れれば(決勝に)いけるんじゃないか」と、プラン通りの結果を初日に残せたことに安堵した。
その他の選手では予選トップで準決勝に進出した小林が、順位を1つ下げたものの、ポイントをプラスして2位。3位勝又、4位瀬戸熊と、予選の上位4人がそのまま決勝進出圏内をキープ。一方、佐々木は▲91.8とブレーキで、順位を下げた。
8選手10半荘、全20半荘を1日5半荘4日間で争うRTDリーグ 2018準決勝は、上位4選手が決勝に進出。2日目は9月23日の午後3時から行われる。【福山純生(雀聖アワー)】
【RTDリーグ 2018準決勝1日目終了時点でのポイント】()内は半荘数
1位 鈴木たろう(協会)+344.5(2/10)
2位 小林剛(麻将連合)+326.3(2/10)
3位 勝又健志(連盟)+124.6(3/10)
4位 瀬戸熊直樹(連盟)+121.2(3/10)
5位 白鳥翔(連盟)+110.2(3/10)
6位 内川幸太郎(連盟)+15.2(3/10)
7位 佐々木寿人(連盟)+8.5(2/10)
8位 猿川真寿(連盟)▲73.8(2/10)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、2016年に立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ15人に加え、芸能界から萩原聖人が参戦。「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを半分持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。今期から新たに降級システムが導入され、各組予選8位は自動降級、各組予選7位は推薦者2人と入れ替え戦を行う。
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