日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第8節B卓が9月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、ベテラン古川孝次が卓内トップを取り、決定戦進出を視野にとらえた。
6人打ちで行われたB卓で、自身の1回戦目でトップを取った古川は、その後もポイントを減らすことなく、確実な打ち回しを披露。リーグ順位を8位から6位に2つ上げ、上位3人の決定戦進出ラインにも近づいた。「良い位置取りができているので、残り4節で3位以内を目指します」と意気込んでいた。
【試合結果】
1位 古川孝次 +30.7
2位 伊藤優孝 +27.2
3位 近藤久春 ▲2.6
4位 沢崎誠 ▲11.0
5位 内川幸太郎 ▲22.0
6位 和久津晶 ▲22.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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