日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第5節C卓が9月5日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、安田麻里菜が卓内トップを取り、リーグ残留に望みをつないだ。
前節終了時点で降級ゾーンにいた安田は、半荘1回戦で2着を取ると、続く2回戦でトップ。3、4回戦も2着と安定し、+31.0で卓内トップを取った。第1節以来のプラス、今期は初の卓内トップとなり、トータル順位でも暫定16位と残留に向けて一歩前進した。「残り1節、残留目指して最後まで集中して頑張ります」と、貴重な卓内トップをいかすべく、さらに気持ちを入れていた。
【試合結果】
1位 安田麻里菜 +31.0
2位 武石絵里 +18.0
3位 清水香織 ▲18.2
4位 内田美乃里 ▲31.8
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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