現役時代、その盛り上がる筋肉による肉体美から「和製ヘラクレス」という異名を取った元大関・霧島の陸奥親方が、体を大きくするためにプロテイン入りの牛乳を1日4、5リットル飲んでいたことを明かした。
陸奥親方はAbmaTVの大相撲中継に解説として登場。現在では力士たちも近代的なトレーニングを多く取り入れる中、1990年代にウェイトトレーニングを真っ先に取り入れ、強靭な肉体を手に入れたことについて話題が及ぶと「プロテインは結構飲んでいましたね。最初は水に溶かして。牛乳を買うお金がなかったので。牛乳を混ぜるようになってからは1日4、5リットル」と、肉体改造へ大量のたんぱく質を摂取していたという。
それでも力士の中では決して大きな方ではなかった陸奥親方は「それでもなかなか太らなかった。稽古量、運動量ですかね。ほとんど体を動かしていたので」と、目指す体になるにはかなりの年月を要した。トレーニングの成果が出始めてからは、ベンチプレスでも200キロを超したと言われる力を発揮。吊り出しなどの豪快な技も繰り出すイケメン大関として活躍したことから、親方となった今でもファンは多い。
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