将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が9月14日、王位戦予選で山崎隆之八段(37)と対局中だ。振り駒の結果、藤井七段は先手番となり、8月11日の木下浩一七段以来の先手番で指すことになった。
 菅井達也王位と豊島将之棋聖が七番勝負を繰り広げている王位戦の次期挑戦者を決める予選は、全棋士と女流棋士2人が参加し、予選トーナメントの勝ち上がり者とシード棋士4人が、紅白2ブロックに分かれてリーグ戦を行う。7組から出場の藤井七段は、挑戦者決定リーグ入りには4連勝が必要となる。山崎八段は、一般棋戦で8回の優勝歴を持ち、中でも早指し戦での優勝が多い。