麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会による女流プロの最高峰タイトル、女流最高位決定戦の1日目が9月16日に行われ、現女流最高位の西嶋千春が半荘4回をトップ2回、2着2回で+125.9をたたき出した。
西嶋は5月に出産し、ブランクがある中での対局となったが、1回戦で早々にトップを取ると、3回戦にも5万200点のトップ。その他2回戦は、きっちり2着を取る内容で、2位以下を大きく引き離した。これで後半、2日目の半荘4回戦を逃げ切れば連覇となるが「今日は本当にツイていましたね。ポイントは有利ですが、私自身が昨年勝った時は残り2半荘で約150ポイント差を逆転したので、まだまだ何があるかわからないと思っています。最終日もしっかりと打ちたいと思います」と、気を引き締めていた。
【1日目終了時点での成績】
1位 西嶋千春 +125.9
2位 御木マヤ +39.7
3位 大平亜季 ▲41.2
4位 石井あや ▲124.4
◆女流最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の女流最高峰タイトル。女流リーグはAリーグ、Bリーグの2リーグ制で、各リーグの成績上位者が準決勝へ。準決勝の1~3位が、現女流最高位を含めた4人で決定戦を行う。決定戦は2日間、半荘8回戦。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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