日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第9節A卓が9月17日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、HIRO柴田が卓内トップを取り、暫定首位に浮上した。
終盤戦に突入した同リーグで、前節まで3位だった柴田は、1回戦のオーラスまでアガリなしと苦しんだが、そこから親の満貫をツモアガリすると、そこから調子が上昇。半荘4回戦のうち2、4回戦でトップを取り、+57.4で卓内トップも取った。これでトータルポイントは+200近くまで到達。「残り3節、プラスを重ねれば決定戦はほぼ間違いないので全てプラスする気持ちで頑張ります」と、さらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 HIRO柴田 +57.4
2位 沢崎誠 +13.0
3位 瀬戸熊直樹 ▲31.3
4位 藤崎智 ▲39.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH LIVEから