女流プロ24人が頂点を争う麻雀ウォッチ・プリンセスリーグの決勝が9月18日に行われ、麻生ゆり(協会)が優勝した。半荘4回戦で行われた決勝で、1回戦から3回戦まで3連続トップ。大量リードを持った4回戦でしっかり逃げ切り、初代プリンセスの座についた。
準決勝A卓を1位で勝ち抜けてきた麻生は、決勝でもその勢いを持続。1回戦から3回戦まで4万点台後半の得点でトップを取り続けると、最終4回戦では他の3人が必死に追いすがるものの、2着で終えて逃げ切り勝ち。優勝賞金100万円を手にした。対局後は「早く(優勝を)決めてしまいたいと思って、3回戦はものすごく押しました。押した牌が当たらなかったり、アガリ切ることができたのは本当についていました。ただ、そうやって攻めることでチャンスを活かしきれたのは本当に良かったと思います。こんな大きい舞台で優勝できて本当に幸せです」と、優勝の味をかみ締めていた。
【決勝結果】
1位 麻生ゆり(協会)+186.2
2位 大澤ふみな(最高位戦)+39.6 ※決勝進出
3位 愛内よしえ(協会)▲84.2
4位 小宮悠(RMU)▲141.6
※協会=日本プロ麻雀協会、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会
◆麻雀ウォッチ・プリンセスリーグ 最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUの4団体から総勢24人の女流プロが集結し頂点を争う。24人を3ブロックに分けての予選(1人12半荘)、予選3~5位によるプレーオフ、予選1、2位+プレーオフ勝ち上がり者による準決勝、準決勝勝ち上がり者による決勝と進行していく。プレーオフ以降、予選のポイントはリセットされる。
(C)AbemaTV