女流プロ24人が頂点を争う麻雀ウォッチ・プリンセスリーグの決勝が9月18日に行われ、麻生ゆり(協会)が優勝した。半荘4回戦で行われた決勝で、1回戦から3回戦まで3連続トップ。大量リードを持った4回戦でしっかり逃げ切り、初代プリンセスの座についた。
準決勝A卓を1位で勝ち抜けてきた麻生は、決勝でもその勢いを持続。1回戦から3回戦まで4万点台後半の得点でトップを取り続けると、最終4回戦では他の3人が必死に追いすがるものの、2着で終えて逃げ切り勝ち。優勝賞金100万円を手にした。対局後は「早く(優勝を)決めてしまいたいと思って、3回戦はものすごく押しました。押した牌が当たらなかったり、アガリ切ることができたのは本当についていました。ただ、そうやって攻めることでチャンスを活かしきれたのは本当に良かったと思います。こんな大きい舞台で優勝できて本当に幸せです」と、優勝の味をかみ締めていた。