20日に両国国技館で行われた大相撲秋場所十二日目、前頭二枚目・豊山(時津風)と前頭七枚目・栃煌山(春日野)の一番において、土俵下で審判員を務める元前頭・敷島の浦風親方を悲劇が襲った。
 立ち合いから栃煌山の素早い出足、さらに鋭い突っ張りに防戦一方の豊山は、力なく土俵下に押し出されて9敗目を喫した。
 この取り組みについてAbemaTVで解説を務めていた元関脇・北勝力の谷川親方は「右もいいところに入っているし、左もおっつけで入っている。いい当たり方をしましたね。相手をよく研究している証拠です」と栃煌山を称賛すると、取組とは異なる点に着目し、次のように話を続けた。