日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第5節E卓が9月19日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、中山奈々美が卓内トップを取り、プレーオフ進出に望みをつないだ。
半荘4回戦で、全員が1回ずつトップを取り合う中、5万点超のトップを取った中山が、僅差ながらも卓内トップになった。これでリーグ順位は13位ながら、プレーオフ圏内までには最終節に50ポイントほどプラスすれば届く計算。「ここまで来たらプレーオフだけを目指して、最終節は大きく勝ちにいきます」と意欲を見せていた。
【試合結果】
1位 中山奈々美 +5.5
2位 斉藤理絵 +0.9
3位 美波智子 +0.7
4位 蒼井ゆりか ▲7.1
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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