9月17日、鈴木軍のタイチが後藤洋央紀を破りNEVER無差別級選手権の第20代王者に輝いた。意外にも新日本プロレス参戦から12年、リングネームを一新してから9年、ジュニア時代も含めてもタイチの新日本のシングルタイトルは初戴冠だ。
試合ではかつて師匠ともいえる川田利明を彷彿とさせるファイトスタイルと、フィニッシュのタイチ式ラストライドからブラックメフィストへの流れまで、タイチのこれまでのレスラーとしての歩みが詰め込まれ、今後のヘビー級でのポテンシャルを感じさせる内容でもあった。