近年の格闘技界で、最も成長したカテゴリーは「女子」だろう。
藤井恵、辻結花、しなしさとこといったパイオニアが時代を切り拓き、シュートボクシングからはRENAが登場。なかなか注目度が上がらない状況もあったが、UFC女子部門の創設が一つの起爆剤になった。
現在はWWEで活躍するロンダ・ラウジーが男子をもしのぐ人気選手となってUFC女子を牽引。そんな中、日本でもRIZINが旗揚げの時点で「女子にはめちゃくちゃ力を入れます」(榊原信行実行委員長)と公言。旗揚げの大晦日大会でRENAがMMAデビューを果たし、その人気と知名度を飛躍的に高めた。さいたまスーパーアリーナの大舞台、MMA初挑戦にして飛びつき腕十字でのフィニッシュはインパクト絶大だった。