
巨人で14年間プレーをし、非凡な野球センスから“曲者”として相手チームに嫌がられていた元木大介氏(46)が、その鋭い観察眼から昨シーズン15試合の出場に止まるも、4年目となる今季、飛躍の1年を送っている巨人の岡本和真内野手(22)に言及。才能が開花することになった転機に「村田修一の退団がある」と指摘した。
「村田がどうこうではなく、事実として彼が抜けてから、岡本自身が自分の野球をできるようになったことが一番大きい。それまでは村田の目を見て、顔を見てプレーしていた。気を遣い過ぎた結果、遠慮ばかりで岡本の良さが出てこなかった」
「岡本の良さ」とは? 元木氏は次のように続けた。
「一番は思い切りの良さ。それを示すデータとして、岡本は三振が多い(9月23日時点でリーグ最多116個)。でもそれを怖がらなくなった。“当てに行かなくなった”結果、本塁打と打率が伴ってきた。今シーズンはそこに尽きると思います」
9月14日の対横浜DeNA22回戦で死球を受けて以降、調子が下降線をたどっている点は気に掛かる岡本だが、23日時点で打率.306、31本塁打の成績は「上出来」と元木氏。さらに将来の巨人軍を背負って立つ若者に“元木節”で熱いエールを送った。
「たとえ三振が100個以上でも、打率3割以上、本塁打30本以上は上出来でしょ!? これで『三振がダメだ』とかいって、また当てるバッティングに戻ったとする。それで打率.250、本塁打20本だったらどうせ文句を言われる。『三振減りましたね』なんて褒められることなど絶対にない。良い当たりも三振も、アウトになれば同じアウト。どんどんバットを振って、持ち味を存分に発揮して欲しいですよね」
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