将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が、自身最後の出場となる若手棋戦・新人王戦の準決勝で、青嶋未来五段(23)と対局中だ。藤井七段は過去に、全棋士参加の朝日杯将棋オープン戦以来、2つ目の一般棋戦優勝を目指している。先手は青嶋未来五段。
 史上最多の29連勝のほか、数々の最年少記録を持つ藤井七段だが、実質プロ2年目で、若手棋戦での優勝はまだなし。昨年までは3つある若手棋戦(新人王戦、加古川青流戦、YAMADAチャレンジ杯)に出場していた。ただ、その後に圧倒的なスピードで昇段したため加古川青流戦、YAMADAチャレンジ杯の参加条件からはずれてしまい、ぎりぎりで参加できた新人王戦も今期が最後になっている。