将棋のタイトル戦の1つ、王座戦の五番勝負第3局が10月1日、宮城県仙台市の「仙台ロイヤルパークホテル」で始まった。第1、2局と連勝し、初タイトルに王手をかけている挑戦者・斎藤慎太郎七段(25)が3連勝するか、初防衛を目指す中村太地王座(30)が反撃するか。対局は斎藤七段の先手番で始まった。
 中村王座と斎藤七段の対戦は過去に5回で、斎藤七段が3勝2敗と1つ勝ち越している。今回のシリーズでは第1、2局ともに角換わりの将棋を、斎藤七段が制している。先手番の斎藤七段にとっては、ここで一気に決めたいところだ。持ち時間は各5時間。AbemaTVではこの対局を終了まで生中継する。