AbemaTVの格闘リアリティ番組「格闘代理戦争」に、1stシーズンから登場してきたのが山本“KID”徳郁さんだ。レジェンド格闘家が選手を育成、優勝選手には賞金とプロ契約が贈られるというこの番組は1stシーズンのK-1編から2ndシーズンのMMA編、そして最新の3rdシーズンでは女子MMA編がスタート。番組の演出であるマッコイ斉藤さんによると、番組にはKID選手のイズムが深く根付いているという。
「KIDさんは指導者としても本当に優れた人だったと思います。KIDさんのジム・KRAZY BEEの素晴らしいところは、KIDさんでも分からないことがあったら聞くというところ。それが新人でも関係ないんですよ。『格闘代理戦争』に出たスソンくんにしてもテコンドーで実績があるので“何かを持ってるんだから”と。周りに対して壁がないし、凄く研究熱心。教えるのも好きで、僕らがロケでジムに行った時にも柔軟運動を教えてくれたり、分け隔てがなかった」