高校野球屈指の好投手で、ドラフトでも1巡目指名が予想される金足農業の吉田輝星投手について、スカウトはその“疲れ方”でも高く評価されているようだ。元阪神スカウトで、数々の名選手を発掘した菊地敏幸氏が、吉田について「あれだけ投げて肩、肘ではなくて、下半身が疲れて投げられないというのは、スカウトからするとうれしい。それだけ下半身を有効に使っているということ」と評価した。

菊地氏は10月1日に行われた六大学野球秋季リーグを中継していたAbemaTVに解説として出演。ドラフト候補についての話題に「高校生の名を挙げるなら吉田君。スター性は抜群で、魅力はいっぱいある。ストレートの力もあるし、投球フォームのバランスがいい」と、評価ポイントを語り続けると、スカウトならではの見解も示した。「あれだけ投げれば肩、肘がへばるところが、彼の場合は下半身がいっぱいいっぱいだったと。初めて聞きました。数球団の競合になってくると思います」と、甲子園で881球、地方大会から数えて1517球を、下半身を上手に使いながら投げ抜いたことに、驚きがあったという。
吉田は現在、福井国体に参加しているが、台風の影響もあり今日2日が現チームでの公式戦最終戦で、常葉大菊川と対戦する。プロを志望すれば、大会後にプロ志望届を提出することになるが、菊地氏は「(大学進学で)出さなかったら(スカウトは)がっかりでしょうね」と語っていた。なお、今年のドラフト会議は10月25日に行われる。
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