原宿から世界へ――ロリータファッションの魅力を発信する“若きカリスマ”がいる。デビュー5年の星名桜子(ほしな・さくらこ)さん、25歳。歌手のきゃりーぱみゅぱみゅやタレントの藤田ニコルらに続く“原宿系ファッション”の象徴として注目されている人気モデルだ。
桜子さんの“ロリータスタイル”がファッション誌を飾ると瞬く間に大きな反響を呼び、SNSを通じて海外まで人気が広がっている。また、黒を基調としたゴシック系と呼ばれるスタイルやパンクロック風のスタイルなども着こなし、現在8社のブランドモデルを務めている。
ロリータファッションに目覚めたのは中学2年生の時だという桜子さん。
「アニメ(デスノート)に出ていた女の子がロリータファッションをしていて、『これは何ていうファッションなんだろう』と思って調べたりして、そういうジャンルを知って服屋さんに行き始めたという感じですね。(初めて着た時は)なんかすごい嬉しくて、ずっと鏡を見ていました」
桜子さんは高校卒業後、原宿・竹下通りにあるロリータファッションを扱うアパレルショップでアルバイトを開始。転機が訪れたのは19歳の時で、アルバイトの休憩中にファストフード店にいたところをスカウトされたそうだ。モデルの仕事については、「最初の頃はずっと緊張していたんですけど、最近はだんだん楽しんでやれるようになってきました」と話す。
20歳でモデルデビュー、ロリータファッション界の“若きカリスマ”として、最近は海外での仕事も増えているという桜子さん。これまでにアメリカ、メキシコ、中国のファッションイベントに招待された。
「(外国は)ロリータファッションのファンの方も思っていたより結構いて、国によって(ロリータの種類が)違ったりして面白いですね。例えばアメリカだと、皆さんロリータファッションを着ているんですけど角が生えていたりとか、電球でピカピカしている人とかもいて(笑)」
また、モデルの仕事だけでなく“アーティスト”としての一面も。歌手としてこれまでに2曲のオリジナルソングを発表し、海外でのライブも開催。現在は新曲の制作中で、作詞も手がけている。これからの夢については、「ロリータファッションをもっといろんな方に知ってもらいたいっていうのはありますね。(ロリータファッションは)自分に自信が持てる魔法です。子どもの頃(の夢)は魔法使い。ハリーポッターがすごい好きで、魔法学校に入学したかったです(笑)」と語った。
そして桜子さんから、取材を行ったテレビ朝日・田中萌アナウンサーに「ロリータファッションを着てもらいたい」との提案が。桜子さんが用意したのは、“甘ロリ”と呼ばれるロリータ系のお姫様をイメージしたピンク色のデザインの衣装。人生初のロリータファッションに挑戦した田中アナは、「(装飾の)フリルがたくさんで、女の子らしくて気分が上がります。私ピンクが一番好きな色で嬉しいです!」と楽しんだ様子だった。
(AbemaTV/『AbemaMorning』より)
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