タクシー会社の三和交通が、“吹くだけでタクシーを呼べる笛”を開発し話題になっている。この「タクシーホイッスル」はクラウドファンディングのプロジェクトによるもので、「スマホのアプリを起動する必要がない」「お年寄りや子ども簡単にタクシーを呼ぶことができる」という。
仕組みは、ホイッスルを吹くとBluetooth経由でスマホに通知がいき、スマホは通知を受信したらGPS情報等をサーバーに送信、タクシーがやってくるというもの。実際に吹いてみると音色は普通の笛で、音が気になる人はボタン長押しでも呼ぶことができる。
三和交通はなぜ“魔法の笛”を開発しようと考えたのか。AbemaTV『けやきヒルズ』の取材に対し、「江戸時代の人々は移動手段だった駕籠を笛を吹いて呼んでいた!そんな風習を現代の技術で!」をコンセプトに、「『ナウシカの蟲笛』『ゼルダの伝説のオカリナ』、そんな“魔法の笛”を開発したかった」と答えてくれた。
なお、「タクシーホイッスル」は1月末までに届けられる予定で、利用可能エリアは以下を予定しているという。
【横浜エリア】港北区、都筑区、鶴見区、緑区、神奈川区、西区、旭区、中区 ※港北区以外は一部対応できないエリアあり
【東京エリア】八王子市、府中市、国分寺市、小金井市、国立市(一部)、調布市(一部)、小平市、西東京市(一部)、東久留米市
【埼玉エリア】和光市、朝霞市、志木市、新座市、富士見市、ふじみ野市、三芳町、川越市(一部)
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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