その試合では2度、背番号19が放つシュートの行方に大きな注目が集まった――。
Fリーグ第13節、大阪で行われた湘南ベルマーレとの一戦はお互いにノーゴールで拮抗した試合展開が続いていた。そんな中で獲得した前半10分のPKと20分の第2PK。キッカーは2本とも大薗諒。しかしそのどちらも決まらず、後半に喫した1失点によりチームは0-1で敗戦。大薗は試合後に涙を流した。
「自分が倒されたわけではないのに、みんなが入って2年目の俺に蹴らせてくれたということはそれだけ信頼してくれていることですごく幸せです。だからこそ、外してしまってチームのみんなにも申し訳ないし、自分にも情けないなと思いました……」