突然の活動休止発表から約4カ月。日本代表の10番を背負う仁部屋和弘が、沈黙を破ってついにFリーグのピッチに帰ってきた。サポーターの温かな声援を受けて再びピッチに立った彼は、どのような思いで再スタートを切ったのだろうか。
 仁部屋といえばFリーグが開幕した2006年に19歳という若さで地元・大分の10番としてプレー。持ち味のドリブルでいとも簡単に相手をかわして行く姿に、多くの観客が魅了されてきた。通算で歴代11位の282試合に出場し、歴代6位の157ゴールを挙げるなどFリーグ有数の選手だ。