
日韓で活躍した元プロ野球の門倉健氏(45)が、巨人を自由契約になった翌年2009年1月にトライアウトの末、米大リーグのシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ数カ月の暮らしに言及。当時の過酷な食事情を明らかにした。
10月6日にAbemaTVで放送された東京六大学野球秋季リーグの解説として登場した門倉氏は、マイナーでの食生活について次のように語り始めた。
「初日はハンバーガー。これはビッグマックくらいの大きさだったし、美味しかったので良かったのですが、翌日になるとりんご1個。これには驚きました……」
野球選手は体が資本。翌日から奥様が握ったおにぎりを3つ持参することにしたという門倉氏だったが、他の選手からの視線に耐えかね、おにぎりを配ったこともあると話すと、次のように続けた。
「メジャーとマイナーでは天と地の格差。メジャー契約であれば、キャンプ中はプール付きのコンドミニアム。マイナーの場合はモーテルで3,4人の選手と共同生活ですからね」
自らの実体験でマイナーの厳しさを明かした門倉氏はその後、4月の開幕直前に戦力外通告を受けるも、韓国に渡って3年間の現役生活を続けた。
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