日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第10節A卓が10月8日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前節までリーグ首位だったHIRO柴田が卓内トップを取り、上位3人の決定戦進出に向けて、さらにポイントを伸ばした。
前節終了時点で、2位に50ポイント近い差をつけていた柴田は、半荘4回戦のうち1回戦で早速トップ。続く2回戦でもトップを取りリードを築くと3、4回戦は手堅くまとめ、卓内トップを獲得した。これでトータルポイントは唯一+200を超える+220.5ポイントと、後続を大きく引き離した。「ここ3節プラス出来たので、残り2節もプラスで終えて決定戦を目指します」と、さらに勢いをつけてビッグタイトルを狙う構えだった。
【試合結果】
1位 HIRO柴田 +26.4
2位 内川幸太郎 ▲4.6
3位 紺野真太郎 ▲5.6
4位 伊藤優孝 ▲16.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH LIVEから