日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第10節A卓が10月8日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前節までリーグ首位だったHIRO柴田が卓内トップを取り、上位3人の決定戦進出に向けて、さらにポイントを伸ばした。
 前節終了時点で、2位に50ポイント近い差をつけていた柴田は、半荘4回戦のうち1回戦で早速トップ。続く2回戦でもトップを取りリードを築くと3、4回戦は手堅くまとめ、卓内トップを獲得した。これでトータルポイントは唯一+200を超える+220.5ポイントと、後続を大きく引き離した。「ここ3節プラス出来たので、残り2節もプラスで終えて決定戦を目指します」と、さらに勢いをつけてビッグタイトルを狙う構えだった。