日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第7節D卓が10月9日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、魚谷侑未が+65.0の好成績で卓内トップを取った。
前節まで▲45.1と苦戦していた魚谷だが、これ以上マイナスできない状況下で大奮闘。半荘4回戦のうち1、2回戦を逆転でトップを取ると、3回戦も浮きの2着。さらに最終4回戦もトップと、4戦3勝の快勝となった。これでマイナスポイントを全て返済し、一気にプラス域へ。「残り4節なのでまずはしっかりと残留できるように、調子が良ければ昇級も狙いたいです」と、降級のピンチもあった状況から一転、昇級争いまで視線を上げていた。
【試合結果】
1位 魚谷侑未 +65.0
2位 藤原隆弘 +42.6
3位 黒沢咲 ▲41.4
4位 荒正義 ▲66.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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