今、日本のフットボール界を2人の“ジョー”が席巻している――。1人はJリーグ・名古屋グランパスで得点ランクトップタイの元ブラジル代表FWジョー。もう1人がこの夏、フランスリーグの得点王、MVP、ベスト5の称号を引っさげてFリーグの立川・府中アスレティックFCにやってきたジョーだ。
ジョーの経歴を見ると、スペイン、ブラジルといったフットサルの強豪国でプレーし、ロシアやイランといった近年力をつけてきている国のリーグでも戦ってきた。そして2016-17シーズンに加入したフランスリーグでその才能が開花する。新加入ながらに21試合で46ゴールと爆発的な得点力を見せ、チームのリーグ優勝こそ達成できなかったものの「MVP」、「ベスト5」、「得点王」の個人3冠に輝いた。