9月30日に開催された『RIZIN.13』で、アンディ・ウィンを相手に判定勝ちを収めた山本美憂。
試合前の18日に、弟である山本“KID”徳郁が他界。しかし美憂は「欠場することは全然考えてなかったです」と、一切の迷いがなかったと当時を振り返る。
理由について「うちの母が亡くなって、KIDは3日後ぐらいに大学の全日本選手権に出て優勝したんですよ。『出なかったら、母ちゃんが何て思うか分かるだろ?』みたいな」と、KIDもかつて肉親を失った状況でも試合に挑んでいたと語り「これで出なかったら『お前辞めろよ』って言われるだろうと思って」と、KIDへの想いもあって出場を決意したという。