日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第35期鳳凰戦A1リーグの第10節B卓が10月15日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、古川孝次が接戦を制して卓内トップを取り、上位3人の決定戦進出へ望みをつないだ。
半荘4回の戦いで、3回戦終了時点で卓内トップが+1.5という接戦となったB卓だが、最終第4局で抜け出したのは古川。ベテランの持ち味を発揮してトップを取った。リーグ順位は暫定5位の+35.2。上位3人に入るには100ポイント近くが必要な計算だが「残り2節、最後まで諦めません」と、逆転での決定戦進出に改めて意欲を燃やしていた。
【試合結果】
1位 古川孝次 +19.2
2位 瀬戸熊直樹 +9.1
3位 近藤久春 ▲9.9
4位 吉田直 ▲18.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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