“まりちゅう”の愛称で呼ばれるFカップグラビアアイドル長澤茉里奈が、大好きな麻雀で「本格的な役は初めて」という映画出演を果たした。漫画家・片山まさゆき氏の「ノーマーク爆牌党」(10月27日公開)の実写映画で、長澤はお笑いコンビNON STYLEの石田明演じる爆岡弾十郎に思いを寄せられつつ、俳優・矢本悠馬演じる鉄壁保を支えるヒロイン、九蓮宝燈美(ちゅうれん・ぽとみ)を演じている。公開日には全メインキャスト登壇による初日舞台挨拶も行われる予定だ。「映画を撮った後の方が、麻雀がもっと好きになりました」と語る長澤に、作品と麻雀にかける思いを聞いた。
-麻雀がお好きな長澤さんですが、最近の麻雀ライフはいかがですか。
多い時だと週3、4回ぐらい雀荘に行ってますよ(笑)少なくとも週1回は行くようにしていて。この前初めてフリーデビューしたんですけど、結構緊張しました。
-映画の出演に備えて通ったということもあるんですか。
そうですね。牌の切り方や手さばきを勉強したくて頻繁に行ってましたね。ド初心者でしたが今は初心者くらいにはなって、中級者にはまだなっていないくらいだと思います。麻雀はやってもやっても、道が遠いですね(笑)
-今年から「麻雀最強戦」のレギュラーアシスタントも務められています。
初めて収録行った時は、めっちゃ強い人達が集まっているのに、全然気付かなくて(笑)でも3、4回と行く内に、実は皆さん相当凄い人達だった事が分かってきて、(麻雀プロリーグの)Mリーグに出てる21人とか、みんな最強戦出ている人達ばっかりだから、私って凄い人達と仕事してるんだと気付いて!そこからは毎回超尊敬の眼差しでいっぱいです。
プロの方の対局は本当におもしろいですね。毎回奇跡が起こっているので。最強位を狙っている人たちの世界は、本当にすごいものだなと思いました。この前も、お守り持って祈っている人とかもいて、応援したくなりましたね。
-映画「ノーマーク爆牌党」の出演はどういう経緯で決まったんですか。
オーディションでした。数百人来ていたらしいですが、まさか受かってしまって驚きました。受かってから漫画を読み直して、役作りして、本番を迎えたという形です。名作でもあるので、いろんな方の気持ちを背負って出ることになりました。
-映画「ノーマーク爆牌党」の出演はどういう経緯で決まったんですか。
オーディションでした。数百人来ていたらしいですが、まさか受かってしまって驚きました。受かってから漫画を読み直して、役作りして、本番を迎えたという形です。名作でもあるので、いろんな方の気持ちを背負って出ることになりました。
-片山さんからは何かアドバイスなどありましたか。
撮影で初めてお会いしましたが、その時あんまりお話できなくて。その後、麻雀最強戦の時にお話ししまして。一緒に生CMをやらせていただいたら、その日は片山先生が優勝されて、とってもおめでたい日になりました!
-映画の共演者の方々について印象を聞かせてください。
石田さんは普段バラエティに出られているお笑いの方なのに、お芝居となったら見事に爆岡になりすぎていて、こんなになれるのかとびっくりしました。めちゃめちゃかっこよくて、本当にときめきましたね。矢本くんは、カメラ回ってないときはふざけてばっかり(笑)でも本番になると、スッと鉄壁の顔になるから、俳優ってすごいなあって思っていました。みんな漫画そのまんまじゃん、みたいな。
-長澤さんが演じた宝燈美はどうでしたか。
まだ自分のことを客観視できなくて(笑)自分はお芝居経験があまりない分必死だったから、役作りとか見た目から入ったりして頑張ってみました。髪の毛も腰ぐらいまであったのを20センチぐらい切りました。自己評価は映画が公開してからですかね。
-ちなみに長澤さんのタイプは爆岡、鉄壁、どっち派ですか。
やっぱり宝燈美ちゃん同様に、1回爆岡に揺らぐと思うんですよね、絶対。男らしいというかガツガツというか、麻雀も強いし。でもやっぱり、最終的には鉄壁くんに戻るかなと。私がいないと鉄壁くんはダメだ!と。
-映画を撮る前と撮った後で、麻雀への思いに変化はありましたか。
撮った後の方が、麻雀がもっと好きになってますね。毎日麻雀見てたからかな。こんな役で実際にアガりたいなとか思ったり、もっと頑張ろうと思ったり。こんなにガッツリと映画に出るのも初めてだったこともあって、麻雀も余計に好きになりましたね。私の歴史上に残る、大変な作品になりました。
-麻雀界ではプロリーグ「Mリーグ」も開幕しました。
本当にドラマがありますよね。プロって。すごいなあ。私はMリーガーの中だと、高宮まりプロが大好きなんです。めっちゃかわいいじゃないですか!麻雀強いし、小柄でかわいくて、おっぱい大きいし(笑)完璧すぎるなと。ただただ、マジでかわいすぎて。スタイルよすぎて圧巻ですよね。そう言えば、矢本くんに「全部負けてるやん!」って言われました(笑)
-今後、麻雀に関わる仕事でどんなものがしてみたいですか。
プロの対局は敷居が高いので、麻雀が好きだけどめちゃめちゃ下手な子でも出られる番組とか作ってほしいですね。アイドルばっかり出られるようなもの。みんな一緒に麻雀で成長できるようなものができたらいいですね。
◆ノーマーク爆牌党のストーリー アマチュア麻雀界で全国二連覇を成し遂げ、プロ入りが期待されている大学生の鉄壁保(矢本悠馬)は、雀荘ドラ道楽で九蓮宝燈美(長澤茉里奈)、当大介(高崎翔太)と共に、日々麻雀の腕を磨いていた。三連覇の掛かる大会前日、そこにふらりと爆岡弾十郎と名乗る男(石田明)が現れる。自らを天才と名乗り傲慢な態度で振る舞う爆岡に、宝燈美と大介は鉄壁との勝負を持ち掛ける。相手の余剰牌を狙い撃ちする「爆牌」を武器とする爆岡と、徹底した守備力「爆守備」を武器とする鉄壁。運命に導かれるように出会った二人は、己のプライドと人生を掛けぶつかり合う。
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