日本将棋連盟による10月22日週の公式戦は、23日から羽生善治竜王と広瀬章人八段による竜王戦第2局が行われる。第1局は先手番の羽生竜王が快勝。広瀬八段は竜王戦七番勝負初勝利なるか。また同じく23日には新人王戦で最年少優勝した藤井聡太七段が、順位戦C級1組に登場。ここまで4戦全勝で、連続での“1期抜け”に向けて全勝キープなるか。主な対局は以下のとおり。
10月22日（月曜日）
王座戦一次予選 松本佳介六段VS杉本和陽四段 （携帯中継）
王座戦一次予選 高野智史四段VS井出隼平四段 （携帯中継）
王座戦一次予選 山本真也六段VS星野良生四段 （携帯中継）
10月23・24日（火・水曜日）
竜王戦第2局 羽生善治竜王VS広瀬章人八段 （ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継）
羽生竜王が防衛すればタイトル通算100期、失冠すれば27年ぶりの無冠転落となることで注目が集まっているシリーズ第2局。第1局は先手の羽生竜王が鋭い攻撃と固い守備を使い分けて今期好調の難敵・広瀬八段に快勝した。広瀬八段からすれば、同シリーズ初出場だけに、先手番となる本局で初勝利を挙げて落ち着きたいところだ。持ち時間は各8時間の2日制。
10月23日（火曜日）
順位戦C級1組 宮田敦史七段VS高橋道雄九段 （携帯中継）
順位戦C級1組 近藤誠也五段VS門倉啓太五段 （携帯中継）
順位戦C級1組 青嶋未来五段VS増田康宏六段 （携帯中継）
順位戦C級1組 高崎一生六段VS船江恒平六段 （携帯中継）
順位戦C級1組 千葉幸生七段VS藤井聡太七段 （ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継）
最年少16歳2カ月で新人王戦優勝を飾った藤井七段は、昨期C級2組を全勝で“1期抜け”した順位戦でも好調を持続。ここまで4戦全勝と、39人中上位2人の昇級争いにしっかり加わっている。勝敗数が同じ場合は、前期の成績をもとにした順位が上位の者が優先されるが、藤井七段は31位。昇級には全10局で全勝かそれに近い成績が必要だ。なお10戦全勝の棋士が3人以上出た場合は、全員が昇級する。持ち時間は各6時間。
王将戦挑決リーグ 郷田真隆九段VS糸谷哲郎八段 （将棋プレミアム・携帯中継）
女流王座戦第1局 里見香奈女流四冠VS清水市代女流六段 （携帯中継）
10月24日（水曜日）
順位戦A級 深浦康市九段VS阿久津主税八段 （携帯中継）
順位戦B級2組 中村太地王座VS田村康介七段 （携帯中継）
順位戦B級2組 永瀬拓矢七段VS飯塚祐紀七段 （携帯中継）
順位戦B級2組 澤田真吾六段VS中村修九段 （携帯中継）
棋王戦挑決トーナメント 佐藤天彦名人VS久保利明王将 （携帯中継）
タイトルホルダー同士による準々決勝の顔合わせ。勝者は黒沢怜生五段と対戦する。同トーナメントは、ベスト4に残った後は2敗失格システムを採用。トーナメント敗者は、敗者復活戦に回り、ここで敗れると脱落。敗者復活戦を勝ち上がった者は、挑戦者決定戦で2連勝が必要となる。トーナメントを全勝で勝ち上がった者は、同決定戦で1勝すれば挑戦権獲得が決まる。持ち時間は各4時間。
10月25日（木曜日）
王位戦予選 渡辺明棋王VS石井健太郎五段 （AbemaTV・携帯中継）
王座戦 一次予選 大橋貴洸四段VS古森悠太四段 （携帯中継）
朝日杯将棋オープン戦一次予選 川上猛七段VS梶浦宏孝四段 （携帯中継）
10月26日（金曜日）
王位戦予選 稲葉陽八段VS矢倉規広七段 （AbemaTV・携帯中継）
王将戦挑決リーグ 豊島将之二冠VS郷田真隆九段 （将棋プレミアム・携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦一次予選 島本亮五段VS竹内雄悟五段 （携帯中継）
女流王将戦第3局 里見香奈女流四冠VS加藤桃子初段 （将棋プレミアム）
10月27日（土曜日）
日本シリーズ準決勝 丸山忠久九段VS菅井竜也七段 （携帯中継）
10月28日（日曜日）
王将戦挑決リーグ 渡辺明棋王VS広瀬章人八段 （将棋プレミアム・携帯中継）
（C）AbemaTV
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