ミラクル――。奇跡、神業、不思議なこと、驚くべきこと。スポーツに当てはめるなら、観衆の予想を上回るプレーを見せること。そういったミラクルなプレーで、チームメートやファン・サポーターに愛されているのが、ヴォスクオーレ仙台の“ミラクル・スグル”こと井上卓だ。
 そもそもなぜミラクル・スグルという名がついたのだろうか――。井上は、「もともとは普通のシュートが決められなくて。でも変なシュート、体勢が悪い中でのシュートが決まっていたので、そう言われるようになったのかな」とその由来を明かす。