日本将棋連盟による10月29日週の公式戦は、30日に王座戦五番勝負の最終第5局が行われ、中村太地王座の初防衛か、斎藤慎太郎の初タイトルが確定する。藤井聡太七段は31日に棋聖戦一次予選に登場。11月1日からは、羽生善治竜王が2連勝中の竜王戦七番勝負、第3局が行われる。一気に3連勝で、前人未到のタイトル100期に王手をかけるか。主な対局は以下のとおり。
10月29日（月曜日）
王位戦予選 佐藤天彦名人VS中村修九段 （携帯中継）
棋王戦挑決トーナメント 佐藤康光九段VS三浦弘行九段 （携帯中継）
朝日杯将棋オープン戦一次予選 鈴木大介九段VS瀬川晶司五段 （携帯中継）
10月30日（火曜日）
王座戦第5局 中村太地王座VS斎藤慎太郎七段 （ニコニコ生放送・AbemaTV・携帯中継）
挑戦者の斎藤七段が連勝後、中村王座が連勝し、フルセットにもつれ込んだ王座戦五番勝負。東西のプリンス対決としても注目を集めたが、お互いが持ち味を出した対局が繰り返されている。中村王座が初防衛を果たすか、斎藤七段が初タイトル獲得なるか。今年度の成績は中村王座が20局で12勝8敗、勝率.600。斎藤七段は30局で20勝10敗、勝率667。両者の対戦成績は中村王座の4勝3敗。持ち時間は各5時間。
竜王戦6組昇決 牧野光則五段VS上村亘四段 （携帯中継）
王位戦予選 西尾明六段VS佐々木勇気六段 （携帯中継）
王位戦予選 安用寺孝功六段VS阪口悟六段 （携帯中継）
王座戦 一次予選 高野秀行六段VS斎藤明日斗四段 （携帯中継）
10月31日（水曜日）
王位戦予選 青嶋未来五段VS長谷部浩平四段 （携帯中継）
王座戦一次予選 杉本昌隆七段VS西川和宏六段 （携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 藤井猛九段VS中田宏樹八段 （携帯中継）
ヒューリック杯棋聖戦一次予選 藤井聡太七段VS村田顕弘六段 （AbemaTV・携帯中継）
新人王戦で2度目の棋戦優勝を果たした藤井七段。今期の棋聖戦一次予選では、里見香奈女流四冠と対局したことでも話題となった。現在、公式戦6連勝中で、今期も24勝5敗、勝率.828と好調だ。村田顕弘六段に勝利すると、同日に今泉健司四段と対戦する。持ち時間は各1時間。
11月1・2日（木・金曜日）
竜王戦第3局 羽生善治竜王VS広瀬章人八段 （ニコニコ生放送・AbemaTV・将棋プレミアム・携帯中継）
第1局、第2局と羽生竜王が連勝して向かえる第3局。前回、後手番で貴重な勝利を挙げただけに、先手番を迎える羽生竜王としては、一気の3連勝で前人未到のタイトル100期に王手をかけたい。広瀬八段は、ここで負けると初の竜王位に4連勝が必要となるだけに、流れを変える1勝をもぎ取りたいところだ。
11月1日（木曜日）
順位戦B級1組 橋本崇載八段VS畠山鎮七段 （携帯中継）
順位戦B級1組 木村一基九段VS野月浩貴八段 （携帯中継）
順位戦B級1組 渡辺明棋王VS谷川浩司九段 （携帯中継）
タイトルホルダー、経験者ですら苦戦することから「鬼の棲家」とも言われるB級1組は、前期A級から陥落した渡辺棋王が地力を発揮し、ここまで6戦全勝と唯一の土付かず。7局を終えた山崎隆之八段、斎藤慎太郎七段が5勝2敗で追っている。持ち時間は各6時間。
順位戦B級1組 郷田真隆九段VS斎藤慎太郎七段 （携帯中継）
順位戦C級2組 石井健太郎五段VS神谷広志八段 （携帯中継）
11月2日（金曜日）
竜王戦5組昇決 伊奈祐介六段VS千田翔太六段 （携帯中継）
王位戦予選 飯島栄治七段VS瀬川晶司五段 （携帯中継）
王将戦挑決リーグ 中村太地王座VS糸谷哲郎八段 （将棋プレミアム・携帯中継）
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▶10/30（火）8:30～ 第66期 王座戦 五番勝負 第五局 中村太地王座 対 斎藤慎太郎七段
▶10/31（水）9:30～ 第90期 ヒューリック杯棋聖戦 一次予選 二局一挙生中継！藤井聡太七段登場！
▶11/1（木）8:30～ 第31期 竜王戦 七番勝負 第三局 1日目 羽生善治竜王 対 広瀬章人八段
▶11/2（金）8:30～ 第31期 竜王戦 七番勝負 第三局 2日目 羽生善治竜王 対 広瀬章人八段
