将棋のタイトル戦の1つ、王座戦の五番勝負第5局が10月30日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で始まった。第1、2局を挑戦者の斎藤慎太郎七段(25)、第3、4局を中村太地王座(30)が勝利し、タイトルは最終第5局の勝者が手にすることになった。中村王座が勝てば初防衛、斎藤七段が勝てば初のタイトル獲得となる。先手は振り駒の結果、斎藤七段になった。
 今年度の成績は中村王座が20局で12勝8敗、勝率.600。斎藤七段は30局で20勝10敗、勝率.667。両者の対戦成績は中村王座の4勝3敗。持ち時間は各5時間。AbemaTVではこの対局を終了まで生中継する。